「あ〜、あれまだやってなかったっけ?」 「これ、明日までやん⁉︎」
日々の仕事をこなす中で、こんな状態に陥ることってありませんか?
ちなみに、にゃーがすはよぉ〜くあります💦
「まずい・・・他の仕事もあるのに・・・」
「あいや〜!やっちゃった」ってなるんですよね。
いえ、厳密に言うと、よくありました。
にゃーがすも今では教職10年を越えて、中堅と言われる立場となっていますが、仕事と仕事の締め切りに追われるような状態を繰り返してきました。
転期を迎えてきたのは、8年目を迎えてからです。
結婚から数年経ち、第1子の妊娠が発覚し、そこから「自分の働き方について」初めて真っ当に考え出したように思います。
それまでは、「 自分の生活 < 仕事・学校・児童 」という意識だったように思います。
本来、理想とすべきは「 自分の生活 ≒ 仕事・学校・児童 」なんですよね。
(もちろん、ここのバランスについては個々人の考え方があると思います。)
ともあれ、「いざ我が子が生まれる」となった時、
「自分の時間」「家族の時間」を大切にしたいな、と思うようになったんです。
自分の中での「ワーク・ライフ・バランス」の始まりでしたね。
では、実際にどんな風に優先順位を考えているのか。
❶「must」「should」で仕事を大きく2つに分ける
学校現場にいると、いろんな「仕事」と呼ばれるものがありますよね。
1つこなしている間に新しい仕事がやってくる、割り振られることもしばしば・・・
効率よくこなさないと、どんどん自分の首を締めることになってしまします(><)
そこで、まずは仕事を大きく「must」「should」で2つに分けます。
「must」に分類した仕事には、優先的に取り掛かります。
「should」に分類したものは、自分が抱える仕事量と体調・精神面を考慮し、後回し、もしくは「やらない」という決断をします。
「must」に分類した仕事の中でも、
書類や提案など仕事が他の誰かに影響・・・
- するもの→すぐやる! アンケートなど15分以内でできそうなものはその場で行い提出する。
- しないもの→自分のペースで取り組む。ただし、自分で期限を設ける。
というように、考えていきます。
「should」に分類した仕事については、
基本的に、「余裕がある時、余裕があればやる」にしています。
この「should」の仕事には、
- ノートチェックやコメント入れ
- 宿題チェック
- 掲示物の管理
- 朝の校門でのあいさつ
- 授業の準備 などなど
「あればより良い」
けれども、
「全てに完璧を求めるのは困難」
時間は有限です。教員自身の心身の健康維持も重要です。
時と場合に応じて、「やらない」という決断をするスキルを身につけていきましょう!
❷自分の時間を切り分ける
これは、タイムマネジメントの考え方です。
担任をしていると、どうしても学級外の校務などの仕事に取り掛かる時間は放課後になりがちです。
低学年や特別支援学級で専科の授業がなければ尚更です。
また、会議や学年での打ち合わせ等も入ってきます。
そこで、その日の予定とmust・should仕事を把握し、
放課後の時間(空き時間もあれば)をどう使うかを朝の間に割り振ります。
(もちろん、前もってできるとbetterです♪)
さらに、何となく順番を決めるだけでなく、
- ○分間で〇〇を仕上げる。
- ○時から学年会議があるから、それまでの30分間は〇〇の時間にする。
など、具体的に時間を割り当てることを意識しています。
リミットがあると人間、がんばれるものです。(提出課題、あなたは余裕派・ギリギリ派?)
予定通りに終わらないことも当然ありますが、その時は柔軟に。
必要に応じて、割り振りをし直したり、ヒケツその③↓へ進みましょう!( ^ω^ )
❸カンペキを求めない
きっと教師を務めていらっしゃる皆さんは
「こうしておいた方がよりいい」「子どもたちのためにもっとこうしてあげたい」
といった「better(より良くしてあげたい)」という思いを持つ方が多いと思います。
私も、もちろんその思いはあります。
が、上述したように教師の時間は有限であり、時間外労働に関しては自分で管理していかなければならないのが実情です。
校務であれば、管理職や同じ分担を受け持つ方の力を大いに借りましょう。
悩んでいる箇所があれば、アドバイスを求めることで改善できる、もしくは自分の考えに自信を持てるでしょう。
提出する書類であれば、一度提出してチェックしてもらうと第3者の目から訂正箇所を教えて頂くこともできます。
お世話になった教頭先生がおっしゃった言葉、
「重要なものであればあるほど、管理職や担当者も目を見張らせてチェックするもの。だから、提出期限が迫ってくるギリギリまで自分で抱え込んで持っているより、カンペキでなくていいからまずは早く提出することを心がけるといいよ。提出先の人が次にまた期限を抱えていることを念頭に置いておこうね。」
これが私の中で腑に落ちるものとなっています。
にゃーがすは、
- 期限より3〜4日(できれば1週間)早く提出する。
- 8割程度の完成度でもいいと自分に言い聞かせる。
- 積極的に他の人の力を借りる。
この3点を意識するようにしています。
※教員の勤務内容や勤務時間、給特法についての現状が知りたい方は、「埼玉教員超勤訴訟・田中まさお」先生の公開されている情報をご参照ください。
❹明日の自分に任せる(笑)
最後の秘訣は「明日の自分に任せて、帰る」ことです!
must・shouldで分類した内のmustができていれば、充分。
「よくできました(=^x^=)」を自分にあげて、定時が来たら退勤しましょう!
にゃーがすは
「よし、明日の自分、任せたぞ。ガンバって!」
「では、失礼します。お疲れ様でしたー!!」
といつも自分に言い聞かせて帰っています。
自分の時間も大切にできる、そんな大人の姿をこれからの日本社会を担っていく子どもたちに見せていきましょう!(=^x^=)
おまけ:記録を取ろう
にゃーがすは定時退勤をした日を出勤簿とは別に自分のメモに残しています。
ここ数年は妻に協力してもらって、LINEで
「今日は定時退勤! 〜時に帰宅予定です(^-^) 1学期の定時退勤は○回目!」
などと報告しています。(妻にとってはちょっと迷惑かもしれませんが・・・💦)
勤務日、○日中の定時退勤が○日。
記録をつけていくと、うまく仕事を回せていると、ちょっとしたゲーム感覚で楽しく定時退勤を目指せますよ♪
にゃーがすの直近のデータ 主な担当:3年学年主任・教務主任
1学期・・・33回定時退勤達成!(出勤日81日中)
2学期・・・26回定時退勤達成!(出勤日88日中)
3学期・・・34回定時退勤達成!(出勤日59日中)
意外に2学期に手こずってますね💦 3学期は好成績!
今回はにゃーがすが日々の仕事をこなす中で意識している「優先順位の考え方」を紹介しました。
共感してくださるところがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。
目指せ、定時退勤!
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