【書評】先生がパパ先生になったら読む本|育児と仕事のヒントがたくさん詰まったパパ先生応援本!

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こんにちは!にゃーがすです(=^x^=)

今回紹介する本はこちら

『先生がパパ先生になったら読む本』江澤隆輔・森俊郎・佐賀井隼人・井上和雄 著

こんな人におすすめ
  • 我が子が生まれる。もうすぐパパになる。お父さんになる。そんな嬉しい瞬間が訪れたら。
  • 今後の教員人生を見据えて、家庭をもつ男性教員の実生活が気になったら。
  • すでに我が子がおり、家庭と仕事の両立に悩んでいる。
  • 意外と知らない、聞きづらい他の先生方の生活が知りたい、参考にしたい。
  • 幸せな家庭生活を築きたい!
  • 産休・育休の制度お金のことが知りたい!なら。😁

そんなあなたにヒントをくれる1冊

この記事を書いているのは↓

2児の父。中堅教員。8ヶ月の育休取得をきっかけに、
「ライフ・ワーク・バランス」をテーマに自己の働き方について模索中。

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第2子の育児休業真っ最中!もうすぐ復帰予定のパパ先生です( ^ω^ )

自分が参考になった箇所を中心に本書を紹介させていただきます。

この記事を読むと分かること
  • 『先生がパパ先生になったら読む本』がどんな本か
  • 「にゃーがす」が参考になったポイント

早速紹介していきましょう!

『先生がパパ先生になったら読む本』ってどんな本?

『先生がパパ先生になったら読む本』 通称パパ先本

・・・と〜っても気になるタイトルですよね💦

 「もうすぐ子どもが生まれる・・・!」

 「え、パパ? それ、俺のことやん!」

 「なーに〜!『〜をした方がいい』『こうすると上手くいく』的なことが書いてある感じ・・・?」

にゃーがすも拝読するまでドキドキわくわく、色んな想像をしていました。

ズバリ、最初にお伝えしておきましょう。

『パパ先本』はいわゆる「HOW TO 本」ではない。

「○○のやり方」、「○○をする方法」みたいなことが書かれている訳ではありません。

よく考えればそうですよね💦

「パパ先生とはこうあるべし!」的なことを決めつけられるのも何か違うな〜と思うし、そもそも「どんなパパ(お父さん)であるか、ありたいかは人それぞれ」ですよね。

「どんな父親でありたいか」「家庭を築いていきたいか」「働き方(産休・育休等)をしたいか」そんなことを考えるあなたにヒントをくれる1冊であると言えます。

『パパ先本』は対談とインタビュー形式により、著者の先生方の実体験が語られているもの、です。

「妊娠〜出産に至るまでの話」や「職場での立ち居振る舞い」「家庭での過ごし方」などの項目ごとに著者の先生方が読者に向けて語られます。

また、中には失敗談を「やらかしエピソード」として紹介してくれてもいます。

私自身、出産前後の言動で妻に少なからずよくない思いをさせてしまったことがあります。
「他人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、失敗をあえて紹介してくれているのは、まだ見ぬ轍を踏まぬための訓示にもなるし、過去の自分に「私だけではないんだ」「あ〜、それ分かる!」という励ましにもなりました。(=^x^=)

それぞれ、住む地域や家族構成も異なれば、人生観や教育観も異なります。様々な考え方に触れながら、パパ先生ライフの参考にしていただければと思います。

「先生がパパ先生になったら読む本」編集部

この編集部による言葉がまさしく本書を言い表していると言えるでしょう。

気になる内容は著者の一人である江澤先生が目次を公開されています。ぜひご参照ください。

では、ここからはにゃーがすが参考になった箇所を3点精選してお伝えします。

✳︎内容については書けないので、詳しくは本書を手に取ってご覧ください。

1日の時間の使い方が参考になる!

平日の過ごし方

著者の先生方の平日の過ごし方が紹介されている。

三者三様ではあるのだが、保育園や幼稚園の送り迎えや支度の仕方、帰宅後の動き、教材研究や仕事の仕方などが紹介してされている。

「パパ先生たちの一日比較表」としてタイムスケジュールが時間刻みで紹介されているのも興味深いところでした。

実際の職場でも、普段は仕事に追い立てられて他の先生方の時間刻みのライフスタイルを聞くことなどあまりないもの。

にゃーがすも勤務年数を経るごとに生活スタイルが変わってきました。

自分と比較して、ライフスタイルをあらためるいい機会となりました。

育児に関するマインドなどが勉強になる!

自分の子どもが通う学校・園の先生とどのようなスタンスで関わっているか

パパ先生として働いているといずれ我が子が学校・園へと通うことになる。

自分も教員という立場であるが、保護者としてどんなことを心がけているのかが紹介されている。

こちらは保育園・幼稚園にまだ娘たちを通わせていない私にとって未知のもの。

子育ての先輩としての心構えを教えてもらい、自分もそうでありたいと感じ入りました。

自身の今後の働き方(制度)について学べる

男性でも時短勤務

著者のお一方が取得されている「育児時間」という制度

「育児休業」とも「育児部分休業」とも違う休暇・休業制度

実際に取得されているからこそ分かるメリット・デメリット、生の声が聞ける。

にゃーがすも育休を取得するにあたり、このあたりの制度については自分でも調べていたのですが、あまり耳馴染みがない言葉でした。

「育児時間」みなさんはご存知でしたか?

出産や育休を終え、職場復帰する際に申請することができる制度です。

そんなものもあるのかと目から鱗でした。

おそらくみなさんの周りでもまだまだ取得数が少ない勤務制度ではないでしょうか。

ありがたいことに、出産・育児に関しては様々な福利厚生の制度があります。

ただ、知らないことには選択肢にもできません。

普段働いている分にはあまり触れる機会はなく、働きながら自分で調べるのも中々大変です(経験談)💦

「パパ先本」の第6章では、現役事務職員の方が「教員の産休・育休制度」について、ご自身で調べてまとめたことを紹介されています。

また、

気になるけど聞きにくい(?)、お金(給料やボーナス、昇給等)の話についても触れていきます。

「先生がパパ先生になったら読む本」 第6章 教員の産休・育休制度

各種制度について表を交えて簡潔に説明されており、

産休・育休について、管理職や事務職員の方を相談する際に本書を携えていく

そんな風にも使えるな!と思いました。

まとめ

今回は『先生がパパ先生になったら読む本』を紹介しました。

冒頭に述べたように、「これがパパ先生の正解だ!」というものはありません。

でも、だからこそ、「自分なりのパパ先生の姿」を模索していく必要があるのだと改めて感じました。

本書の帯に

どんなに学校で必要とされていても

わが子の“父親”はあなただけ!

と書かれています。

自分の人生を考えていく際に、著者の先生方が語らってくれている「時間の使い方」「育児に関するマインド」は参考になるはず!

また、出産・育児を控えていたり、育児休業等を検討したりする際にはお金のことを考えるのは欠かせないと思っています。

こちらも自分で調べることもできるのですが、第6章で具体的にまとめられており、そこだけでも一見の価値ありだな!と個人的には感じました( ^ω^ )

色んな情報を参考に自分に上手く落とし込んでいきたいですね♪

最後になりますが、ご縁があって本書をご恵贈くださった著者の江澤隆輔先生、ありがとうございました!

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